BrilliantColor™を搭載のDLP^®方式プロジェクター
色再現性と操作性を徹底追求した「TAXAN PS200シリーズ」を発表
「PV100シリーズ」と合わせ、2シリーズ4機種を5月中旬より発売予定

加賀電子株式会社（東証一部：8154）の連結子会社である加賀コンポーネント株式会社（本社：東京都文京区本郷2-2-9、社長：高師幸男、URL: http://www.taxan-projector.com/）は、平成20年5月中旬より米国テキサス・インスツルメンツ社（TI社）の新技術であるBrilliantColor™を搭載したDLP^®方式のプロジェクター「TAXAN　PS200シリーズ」として「KG-PS232Xh」と「KG- PS232X」を発売いたします。
同時に、コストパフォーマンスに優れた「PV100シリーズ」の「KG-PV131X」と「KG-PV131S」も発売し、計2シリーズ4機種の販売を開始、今期の国内総出荷台数約15,000台を目指します。

メーカー希望小売価格は、「KG-PS232Xh」を319,800円、「KG- PS232X」を259,800円、「KG-PV131X」を159,800円、「KG-PV131S」が134,800円となります。

当社では、一昨年にプラスビジョン株式会社より継承したプロジェクター事業において、TI社の技術協力のもと、一貫して高品質商品の開発を追求し続けてまいりました。このたび、高性能かつ市場競争力の高いプロジェクターの製品化が実現したことから、市場投入を決定いたしました。

本シリーズは、BrilliantColor™を搭載したことにより、色再現性が飛躍的に向上しております。これまでのDLP^®方式のプロジェクターは、RGB＋Wの4セグメントホイールにより色を再現していましたが、今回、RGB+Wに印刷の原色であるC（シアン）とY（イエロー）を加えた計6色のカラーホイールを採用しているため、黄色や水色系統の色再現領域を飛躍的に拡大できただけでなく、コンパクト設計でありながら高輝度である3000lm、2500lmの実現も可能になりました。
また、カラーホイールの各セグメントに照射する光量をプログラムによって調整する技術「Variable Illumination（バリアブル イルミネーション）」を採用したことにより、多様な色再現性の実現も可能となっております。

加えて、このVariable Illuminationを使用したモード選択により、「映画モード」、「色優先モード」などを簡単に選択することができます。また、Sビデオとコンポジットビデオ、2つの入力端子も搭載しているため、ホームユースやレストランなどでの使用にも対応しています。
さらに、「PS200シリーズ」はオートフォーカス機能を搭載し、スクリーンまでの距離を自動的に計測してピントの調整が可能となったほか、従来製品からデザインを刷新し、機能をアイコン表示にするなどの操作性を向上させました。

当社製品におきましては、ユーザーから色再現性の向上について強い要望があったなか、今回の商品化に際し、教育市場へのさらなる販売拡大を図るとともに、幅広い業界をターゲットにした商品を販売していく予定です。

■ BrilliantColor™を採用し色再現性を向上

• 中間色の再現性と輝度を大幅に向上させ、ハイコントラストを維持したままで鮮明に画像を投影することが可能

■ 使いやすさと美しさを両立したデザイン

• 機能をアイコン表示にし、操作ボタンを大きくするなど使いやすさを考えた設計に

■ クイックスタート機能、自動台形補正機能

• 電源ON後約18秒で投影を開始するクイックスタート機能、上下の台形ゆがみを自動的に補正する自動台形補正機能を搭載

■ 静音設計

• 40dBを下回る高い静音性を実現〔標準モード：33dB、省電力モード：30dB（PS200シリーズの場合）〕

■ 2台のPCの同時接続が可能

• 2つのコンピュータ入力端子を含む多様な入出力端子を搭載しているため、ケーブルを抜き差しすることなくPCの切り替えが可能

■ オートフォーカス機能

• 電源ボタンを押した後は2ステップの簡単セットアップで、プロジェクター本体に搭載されたオートフォーカスセンサーにより、スクリーンまでの距離を自動的に計測してピントを即座に調整

■ 長寿命ランプの採用

• 4000時間の長寿命ランプを採用し、ランプ交換の手間とコストを抑えることが可能

※BrilliantColor™ およびDLP^®はテキサス・インスツルメンツ社の登録商標です。