「加賀儀器汕頭有限公司」で開所式を開催

2007年7月4日
加賀コンポーネント株式会社

7月3日、「加賀儀器汕頭有限公司」で開所式を開催
中国・汕頭工場でプロジェクターの生産を本格化
グローバル戦略の一環で、中国市場向けの製造・販売を加速

加賀電子株式会社の連結子会社である加賀コンポーネント株式会社(本社:東京都文京区本郷2-2-9、社長:高師 幸男)は、
今年1月に米国テキサスインスツルメンツ社のDLP®テクノロジーを搭載した
プロジェクター(URL:http://jp.taxan-projector.com)の販売を開始いたしました。
プロジェクター事業のグローバル戦略を加速させるため、今年2月1日、中国に「加賀儀器汕頭有限公司」を設立、
昨年プラスビジョンから事業譲渡を受けた生産拠点において、この7月より、中国国内向け製品の製造を本格稼動します。

また、この7月3日、加賀儀器汕頭有限公司の工場で行政関係者、中国の販売パートナーを招き、開所式を開催しました。

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中国国内では、今年3 月から日本でも販売を開始した「PS シリーズ」を中心に販売します。
同シリーズは、高性能でありながらコストパフォーマンスを追求し、2500ルーメンとしては世界最小クラスの体積2.9l、
重さ1.8kg のスタンダードモデル3機種で展開。
最上位機種はSD無線LANカードによるワイヤレスプレゼンテーションを可能とするほか、
イメージビューワ機能を搭載したことでPCレスでのプレゼンテーションも可能にします。
また、今後は新たに開発を進めている「PS シリーズ」の防塵モデルも中国国内で生産、販売を予定しています。

現在、中国のプロジェクター販売は、市場全体の約60%が教育市場向けとなっていることから、
加賀コンポーネントでは、プロジェクターを軸にレーザーポインタやスクリーンなど周辺の電子機器やオフィス機器など
トータルでのパッケージ販売も計画しています。
中国国内でのプロジェクター販売は、今期1万5000台を見込んでいます。

加賀コンポーネントでは、加賀電子グループの商社機能と自社のEMS機能を活用することで、
“高性能を、もっと身近に。”とする製品戦略に基づき、
価格競争力の高い米国テキサスインスツルメンツ社のDLP®テクノロジーを搭載したプロジェクターを順次市場投入しています。
今後は中国をはじめ、インド、ロシアといった成長の著しい国での販売強化を目指しています。
また、欧州でのマーケティング活動においても、現地販売代理店や広告代理店との関係強化を進めており、
グローバルな販売体制を確立していきます。

加賀儀器汕頭有限公司の概要
正式名称 : 加賀儀器汕頭有限公司(英表記:KAGA INSTRUMENTS SHANTOU CO.,LTD.)
設立年月日 : 2007年2月1日
董 事 長 : 青木 誠(加賀コンポーネント株式会社 専務取締役)
社 員 : 80名
所 在 地 : 中國廣東省汕頭市龍眼路104號2座3層
生産品目 : プロジェクター

この件に関するお問い合わせ

加賀コンポーネント株式会社
広報担当 遠藤
東京都文京区本郷2-2-9
TEL:03-4455-3244/FAX:0238-84-4896